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日赤の森 創成事業 植樹活動へ参加

  • 執筆者の写真: 山海環
    山海環
  • 10月21日
  • 読了時間: 4分

良いご縁をいただいて、日赤の森創成事業の催す植樹活動へ「山海環」として参加いたしました。

バイオ竹炭は農林業へ良い影響を及ぼす事から、今回の植樹事業へも導入していただき、良い効果を期待して180人ほどの方々と共に700本の植樹の土の中に施用いたしました。


日赤の森創成事業2025年10月19日開催開会式

活動の様子をご覧ください。


【日赤の森創成事業】は『日本赤十字社広島県支』と、『一般社団法人森林再生事業体シンラ』、『NPO法人ひろしま人と樹の会』、他沢山のご参加の皆さまの協力を得て、開催されました。 第一回目の植樹は、2025年6月、そして今回の第二回目は『山海環』も参加いたしました、2025年10月の開催です。


会場では、多くのスタッフが精力的に活動されており、日赤の方々の炊き出し、資機材や駐車場の整理に動く方と、賑やかに会場設営が進みました。

炊き出しの豚汁と、防災時に役立つアルファ化米を頬張り、焼き芋も振る舞われました。 小さなお子さまの参加も多く、植樹終了後には、お子さまは勿論大人の方も楽しくなるイベントの用意もありました。

桜の枝の鉛筆作り体験、屋台みたいな綿飴、振る舞われた焼き芋は大きな大きな金網に木材や籾殻を使い、こんがりと焼き上げる様を間近で見る事が出来ました。


植樹事業は、次年度以降も継続的に開催される予定です。



【山海環のバイオ竹炭】を農林業へ施用する事でのメリットとは

バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。


1. 土壌改良効果

バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。

  • 通気性・排水性の向上:

    • 竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。

    • 過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。

  • 保水性・保肥力の向上:

    • 多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。

    • 肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。

  • pHの調整(酸性土壌の改善):

    • 一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。

  • 有用微生物の活性化:

    • 竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。

  • ミネラル補給:

    • 竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。


2. 地球温暖化対策(炭素貯留)への貢献

バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。

  • 炭素貯留効果:

    • 竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。

    • この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。

    • バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。

  • 地域資源の有効活用:

    • 放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決林業の活性化にも貢献する可能性があります。



『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。

販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。

炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。





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