一般社団法人クルクルオノミチ「竹林整備講習&竹炭焼成講習」開催
- 山海環

- 2025年12月24日
- 読了時間: 5分

尾道での竹林整備講習は昨年に続き二度目となります。
前回講習に参加された方の中から、是非主催する団体でも講習をお願いしたいとの事で今回開催へと繋がりました。(2025年11月16日開催)
座学と竹林内でのフィールド講習、そして開放型炭化器利用による竹炭焼成の手法を学んで頂きました。
山海環による「竹林整備と竹炭焼成講習」の一部をどうぞご覧ください。
「一般社団法人クルクルオノミチ」さんは、様々な地域社会課題の解決を念頭に設立、広島県尾道市向東町にて国産筍を利用したメンマ製造や、放置竹林整備により排出された竹利用の竹炭を、地元の耕作放棄地を再生するための土壌改良に利用するなど、竹を使った様々な活動に取り組まれております。
今回は、その一環として、持続可能な竹林の管理をするために、効果的な手法を学んで頂くために講習会開催、そして講師として山海環代表にお声がけ頂きました。
コロナ禍よりの資機材の高騰や燃料費等の高騰により、海外からの輸入に頼る商品は軒並み高値更新が続いております。
国内にある竹と言うポテンシャルの高い有機資材を利用する事は、今後様々な分野で優位性を秘めていると考えます。
竹林講習にお呼び頂く事はコロナ禍以前から多々ありましたが、昨今の特徴と致しましては、竹林の整備と共に竹炭を焼く手法を学びたいと言うご要望が非常に増えております。
国内あちこちに「竹害」などと表現され困り事とされる事も多い放置竹林ですが、しっかりと手入れをすれば豊かな可能性を秘めた資材へと生まれ変わります。
「放置竹林を豊かな資材へと変えるためのポイント」
・「竹藪」と化した竹林を美しい竹林となるよう整備する
・美しい竹林にするためには次世代の親となる「筍」をしっかり残す整備をする
・人にも年齢があるように竹にも年齢があり、その竹齢を知り見極める
・「筍」を残し「竹齢」を見極めたら世代管理の行き届いた整備をする
・迷惑と思われる「敷地外に広がる」竹林にならないように整備する
全伐と言って、竹林を根こそぎさらって全滅させる事は、工作機械を使えば簡単です、一方で全伐には適した土地と、適さない土地がある事も事実です。
以上のような、知っていそうで知らない竹に関する知識と共に、講習会を開催しておりますので、是非竹の事でお困りの際には、山海環までお声がけいただけますと幸いです。
さて、今回の「クルクルオノミチ」さんの講習会は、小学生のお子さまもお父さんと共に参加され、年齢層の幅広い講習会となりました。
事故、怪我も無く、無事に開催できました事に感謝いたします。
参加者の皆さま、事前から準備に奔走されたスタッフの皆さま、ありがとうございました。
「一般社団法人クルクルオノミチ」さんのHPはこちらから
「尾道タケタケ」ショップはこちらから
【山海環のバイオ竹炭】を農林業へ施用する事でのメリットとは
バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。
1. 土壌改良効果
バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。
通気性・排水性の向上:
竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。
過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。
保水性・保肥力の向上:
多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。
肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。
pHの調整(酸性土壌の改善):
一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。
有用微生物の活性化:
竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。
ミネラル補給:
竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。
2. 地球温暖化対策(炭素貯留)への貢献
バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。
炭素貯留効果:
竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。
この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。
バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。
地域資源の有効活用:
放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決や林業の活性化にも貢献する可能性があります。
『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」と「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。
販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。
炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。



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