【活動報告】広島市主催「実習と座学で学ぶ 竹の講座・竹林整備」第1回を開催しました
- 山海環

- 3 日前
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2026年4月24日、広島市主催の**『実習と座学で学ぶ 竹の講座 第1回:タケノコ・竹林整備』**が開催され、山海環の代表が講師として登壇いたしました。

当日は定員に迫る14名の方々にご参加いただき、春の訪れを感じる絶好の天候のもと、座学とフィールドワークの二部構成でじっくりと竹林に向き合いました。
(お一人欠席でしたが、定員15名に対しては応募者多数で抽選となりました)
1. 座学:タケノコが生えるメカニズムを知る
まずは屋内での座学からスタート。 「なぜ放置竹林が問題になるのか」「タケノコはどのようなメカニズムで発生し、竹へと成長していくのか」といった基礎知識を学びました。
ただ闇雲に伐採するのではなく、竹の生態系(地下茎の広がりや成長のサイクル)を正しく理解することが、持続可能な竹林整備への第一歩です。参加者の皆様からも、日常的に目にしている竹林の裏側にある「生命の仕組み」について、熱心に質問が寄せられました。
2. フィールドワーク:実践的な竹林整備
午後からは実際に竹林へと入り、フィールドワークを行いました。 座学で学んだ理論をベースに、どの竹を残し、どの竹を伐るべきかといった選竹の視点や、安全な伐倒方法を実践的に学びました。
14名の参加者で力を合わせて整備を進めるなか、竹林に徐々に光が差し込み、心地よい風が吹き抜けるようになる様子を肌で感じることができました。
「知識として知っていること」と「実際に現場で体験すること」。 この両輪が揃って初めて、里山を守るための知恵が身につくのだと、改めて実感する貴重な機会となりました。
秋以降の展開:竹を「資源」として活かす未来へ
山海環では、今回の整備講習を皮切りに、秋以降もさらに充実したプログラムを予定しています。
竹林整備で避けて通れないのが「伐採した竹をどうするか」という課題です。山海環では、これを単なる廃棄物ではなく、豊かな「地域資源」として循環させる取り組みに力を入れています。
今後は、以下のような製作体験講座の募集を予定しています。
竹チップ・竹パウダー製作体験 (土壌改良材や飼料添加剤として注目される竹パウダーの作り方・使い方を学びます)
竹炭製作体験 (消臭・調湿効果や、燃料・土づくりにも役立つ伝統的な竹炭づくりを体感します)
「守り、整え、活かす」。 このサイクルを回すことで、広島の里山を次世代へと繋いでいきたいと考えています。
秋以降の募集詳細については、確定次第こちらのホームページおよび公式SNSでお知らせいたします。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
なお、広島市の広報にて募集告知がありますのでお見逃しなく!
「山海環より 大切なお知らせ」
2026年より、林野火災「注意報・警報」の運用を始めた自治体があります。
下記に「山海環」近隣市町の運用リンクをまとめました。
政府は大まかな運用指針を出すのみで、細かな運用実態は各市町によりまちまちです、火を入れる前に先ずはお住まいの市町へ確認される事をお勧めいたします。
【山海環のバイオ竹炭】
農林業へ施用する事でのメリットとは
バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。
1. 土壌改良効果
バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。
通気性・排水性の向上:
竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。
過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。
保水性・保肥力の向上:
多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。
肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。
pHの調整(酸性土壌の改善):
一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。
有用微生物の活性化:
竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。
ミネラル補給:
竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。
2. 地球温暖化対策(炭素貯留)への貢献
バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。
炭素貯留効果:
竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。
この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。
バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。
地域資源の有効活用:
放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決や林業の活性化にも貢献する可能性があります。
『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」と「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。
販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。
炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。




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