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伝統を繋ぐ若き情熱!大柿竹炭工房の事業承継と「SUMIKA」によるバイオ竹炭の技術習得

  • 執筆者の写真: 山海環
    山海環
  • 8月7日
  • 読了時間: 5分

土釜を使った古来からの炭焼き技術を守り続けてきた、山海環ともゆかりの深い「大柿竹炭工房」。

バイオ竹炭焼成特別講習
バイオ竹炭焼成特別講習 2026年7月24日

この度、工房の事業承継が行われることとなり、広く公募を行ったところ、情熱あふれる若い世代の方が手を挙げ、無事に技術と想いが次世代へと引き継がれることになりました。

地域の伝統や技術が途絶えてしまうことも多い現代において、このように若い方が意欲を持って継承してくださることは、本当に心強く嬉しいニュースです。


伝統の土釜技術×最新の「開放型炭化器(SUMIKA)」

大柿竹炭工房の原点は、土釜でじっくり時間をかけて焼き上げる伝統的な炭焼きスタイルです。

しかし、今回新しく後継者となられた方は、伝統の技術を守るだけでなく「山海環が推進する開放型炭化器(SUMIKA)でのバイオ竹炭焼成も習得したい」という強い探究心をお持ちでした。

そこで先日、技術習得のために山海環の拠点へと足を運んでいただきました。


高品質・高炭化率の「バイオ竹炭」焼成をマスター!

実際に「SUMIKA」を使用したバイオ竹炭の焼成プロセスを体験していただきました。

開放型炭化器「SUMIKA」は、短時間で効率よく、かつ環境負荷を抑えながら竹を炭化させることができる画期的なアイテムです。

作業のコツや温度管理、高品質に仕上げるためのポイントを真剣な眼差しで学び取られ、見事に高品質・高炭化率なバイオ竹炭の焼成技術を習得されました。

伝統的な土釜ならではの味わい深い竹炭づくりと、SUMIKAによるスピーディで高品質なバイオ竹炭づくり。この2つの武器を手にしたことで、大柿竹炭工房の可能性はさらに大きく広がったと感じています。


未来へつながる竹炭づくりを、これからも応援します

伝統を守りながらも、新しい技術を積極的に取り入れて進化を続ける若き後継者の方の姿には、私たち山海環スタッフも大きな刺激を受けました。

竹資源の有効活用や地域環境の保全、そして質の高い竹炭の提供に向けて、大柿竹炭工房の新たなスタートを、山海環はこれからも全力で応援してまいります!

今後の大柿竹炭工房の活躍に、ぜひご期待ください。




▼山海環の活動や、過去の竹林整備レポートはこちらもご覧ください 

なお、上記活動実績につきましては、主に沢山の地域の方々や、近隣市町での講習会等、対面で人と活動を共にする事業を主に記しております。

他にも、竹チップ販売、竹パウダー販売、竹炭販売、養殖用牡蠣筏用パイプ製造販売等については、上記27事業には含まれておりません。






「山海環より 大切なお知らせ」

 2026年より、林野火災「注意報・警報」の運用を始めた自治体があります。

下記に「山海環」近隣市町の運用リンクをまとめました。

 政府は大まかな運用指針を出すのみで、細かな運用実態は各市町によりまちまちです、火を入れる前に先ずはお住まいの市町へ確認される事をお勧めいたします。


【山海環のバイオ竹炭】

 農林業へ施用する事でのメリットとは

バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。


1. 土壌改良効果

バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。

  • 通気性・排水性の向上:

    • 竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。

    • 過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。

  • 保水性・保肥力の向上:

    • 多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。

    • 肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。

  • pHの調整(酸性土壌の改善):

    • 一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。

  • 有用微生物の活性化:

    • 竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。

  • ミネラル補給:

    • 竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。


2. 地球温暖化対策・開放型炭化器SUMIKAで(炭素貯留)への貢献

バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。

  • 炭素貯留効果:

    • 竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。

    • この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。

    • バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。

  • 地域資源の有効活用:

    • 放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決林業の活性化にも貢献する可能性があります。



『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「バイオ竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。

販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。

炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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