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広島市水産振興センターで発見!昔の漁業に学ぶ「篠竹」と山海環の挑戦

執筆者の写真: 山海環
山海環
9月23日
読了時間: 5分

先日、広島市水産振興センターの見学に行ってきました!


海苔養殖で使われる篠竹
海苔養殖で使われる篠竹

館内にはミニ水族館や資料館を備えた展示室があり、入場無料でありながら非常に見ごたえのある素晴らしい施設です。私たちが訪れた当日も、たくさんの小学生のお子さんたちが目を輝かせながら見学に来ていて、地域の海や漁業について楽しく学べる場として賑わっていました。

そんな展示室を巡る中で、私たちはある一枚のイラストの前で足を止めることになります。

昔の漁業に描かれていた「生き生きとした篠竹」の姿。



そのイラストに描かれていたのは、昔の海苔養殖の風景でした。

よく見てみると、漁師さんたちが海の中で使っている資材の中に、なんと「篠竹(しのだけ)」の姿がはっきりと、そして生き生きと描写されていたのです!

私たちが山海環(さんかいかん)として探していたのは、プラスチックに頼らない、自然に還る有機資材としての漁業資材です。現代の漁業では利便性からプラスチック製品が多く使われていますが、かつては自然の恵みである「竹」が当たり前のように海の現場で活躍していた——。


歴史ある資料の中でその実態を目にした瞬間、「自分たちが進めている道は間違いではない」と確信すると同時に、先人たちの知恵に対する深い感動が込み上げてきました。


「牡蠣養殖用篠竹パイプ」の制作とこれから   

現在、山海環ではプラスチックパイプの代替として「牡蠣養殖用の篠竹パイプ」の制作および活用に力を注いでいます。

海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチックによる環境への影響が叫ばれる今、海を守るためのアプローチとして「自然資材への回帰」は大きな意味を持っています。山と海の循環を取り戻し、持続可能な漁業を実現するためには、地域に根ざした素材である「竹」の存在が欠かせません。


今回の広島市水産振興センターでの発見は、私たちの取り組みの原点と意味を改めて教えてくれる貴重な体験となりました。

先人たちが育んできた知恵と技術に学び(温故知新)、それを現代の課題解決へと繋げていく。これからも山海環は、豊かな海と山の未来を目指して、篠竹パイプをはじめとする環境に優しいモノづくりに挑戦し続けていきます!





▼山海環の活動や、過去の竹林整備レポートはこちらもご覧ください 

なお、上記活動実績につきましては、主に沢山の地域の方々や、近隣市町での講習会等、対面で人と活動を共にする事業を主に記しております。

他にも、竹チップ販売、竹パウダー販売、竹炭販売、養殖用牡蠣筏用パイプ製造販売等については、上記27事業には含まれておりません。






「山海環より 大切なお知らせ」

 2026年より、林野火災「注意報・警報」の運用を始めた自治体があります。

下記に「山海環」近隣市町の運用リンクをまとめました。

 政府は大まかな運用指針を出すのみで、細かな運用実態は各市町によりまちまちです、火を入れる前に先ずはお住まいの市町へ確認される事をお勧めいたします。


【山海環のバイオ竹炭】

 農林業へ施用する事でのメリットとは

バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。


1. 土壌改良効果

バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。

  • 通気性・排水性の向上:

    • 竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。

    • 過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。

  • 保水性・保肥力の向上:

    • 多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。

    • 肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。

  • pHの調整(酸性土壌の改善):

    • 一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。

  • 有用微生物の活性化:

    • 竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。

  • ミネラル補給:

    • 竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。


2. 地球温暖化対策・開放型炭化器SUMIKAで(炭素貯留)への貢献

バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。

  • 炭素貯留効果:

    • 竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。

    • この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。

    • バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。

  • 地域資源の有効活用:

    • 放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決や林業の活性化にも貢献する可能性があります。



『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「バイオ竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」と「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。

販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。

炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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