1300年の歴史が息づく静寂へ。庄原市総領町・龍興寺で心が調う「坐禅体験」
- 山海環

- 6月21日
- 読了時間: 7分
こんにちは、山海館です。

新緑の美しさが心に染みる季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 先日、広島県庄原市総領町にある曹洞宗の古刹「五雲山 龍興寺(りょうこうじ)」さんへ伺い、坐禅体験をしてきました。
今回は、知る人ぞ知るこの美しい名刹の歴史や、実際に体験した心の変化、そして遠方から(あるいは海外から)お越しになる方へのアクセスや周辺の見どころをご紹介します。
天平年間から続く歴史と「五色の雲」の伝説
龍興寺さんの歴史は、今からおよそ1300年前の天平年間(729〜748年)にまで遡ります。 この地を訪れた行基菩薩が、立派な桑の巨木に心惹かれ、自ら観音像(現在の本尊である秘仏「雷除観音像」)を彫刻したことが始まりと伝えられています。
その後、延元年間(1343年)に伽藍の大修理を行い、鎌倉建長寺から大覚禅師を迎えて開扉したところ、なんと「天に五色の雲がたなびいた」という不思議な言い伝えが残されています。山号である「五雲山」の名の由来を知るだけでも、この土地が持つ神秘的なエネルギーを感じずにはいられません。
道路沿いに佇み、お寺の目印にもなっている風格ある「一本堂(観音堂)」や、長く続く見事な石積みと土塀の参道は、歩くだけでタイムスリップしたかのような心地よさがあります。
鳥のさえずりと風の音。自分と向き合う「坐禅体験」
静寂に包まれた本堂に入り、いよいよ坐禅が始まります。
調身(姿勢を調える)、調息(呼吸を調える)、調心(心を調える)。
日常の慌ただしさや、パソコンやスマホの画面に向き合う時間をひととき忘れ、ただ自分の呼吸だけに意識を向けていきます。 目をうっすらと開けた壁に向かって座禅を組むスタイルがこちらの座禅。耳に届くのは、心地よい鳥のさえずりと、里山を吹き抜ける風の音だけです。
「何もしない」「ただここに在る」ということの贅沢さ。 終わった後は、頭の中の雑念がすっきりと洗い流され、心と体が驚くほど軽くなっているのを感じました。
日本の「里山文化」を世界へ。インバウンドにもおすすめの理由
近年、海外からの観光客の間でも「Zen(禅)」や、日本の原風景が残る「Satoyama(里山)」への関心がとても高まっています。
龍興寺さんの佇まいやこの総領町の風景は、まさに外国の方が憧れる「本物の日本(Authentic Japan)」そのものです。日本の伝統的な精神文化に触れ、自然と共生する暮らしの息吹を感じる旅の目的地として、自信を持っておすすめしたい場所です。
龍興寺へのアクセス(広島駅からのルート)
遠方からお越しの方へ、広島駅からの主なアクセス方法です。ローカルな景色を楽しみながら、ぜひのんびりとお越しください。
お車・レンタカーの場合(約1時間30分) 山陽自動車道 ➡️ 中国自動車道「庄原IC」を下車し、そこから一般道で約25分。
公共交通機関の場合(約2時間〜2時間半) 広島駅または広島バスセンターから、高速バス(あるいはJR芸備線)で「三次駅」または「庄原駅」へ。そこから備北交通のローカルバス、またはタクシーに乗り換えて総領町へ向かいます。
あわせて立ち寄りたい!総領町の周辺スポット
坐禅体験の後は、ぜひ総領町の魅力を丸ごと味わってみてください。
道の駅 リストアステーション ガラスドームの建物が目印の、地域の拠点です。総領町ならではの特産品や、地元食材を使った美味しいお食事が楽しめます。
OMOYA総領(宿泊おすすめ) 「せっかくなら一晩ゆっくり里山を満粋したい」という方には、龍興寺さんの近くにあるこちらの宿がおすすめ。築約300年の立派な茅葺き古民家を再生した、1日1組限定の一棟貸し宿です。ラグジュアリーでありながら、伝統的な古民家の温かみを感じられ、バリアフリー対応なので海外からのゲストも安心して滞在していただけます。
日常の喧騒から離れ、1300年の歴史を持つ禅寺で心を満たすひととき。 皆さんもぜひ、総領町の龍興寺さんで「自分を調える旅」を体験してみませんか?
※坐禅体験は事前予約制となっています。ご興味のある方は、ぜひ公式Instagram( @tabusa_ryokoji )からお問い合わせ・ご予約の上、お出かけください。
▼山海環の活動や、過去の竹林整備レポートはこちらもご覧ください
なお、上記活動実績につきましては、主に沢山の地域の方々や、近隣市町での講習会等、対面で人と活動を共にする事業を主に記しております。
他にも、竹チップ販売、竹パウダー販売、竹炭販売、養殖用牡蠣筏用パイプ製造販売等については、上記27事業には含まれておりません。
「山海環より 大切なお知らせ」
2026年より、林野火災「注意報・警報」の運用を始めた自治体があります。
下記に「山海環」近隣市町の運用リンクをまとめました。
政府は大まかな運用指針を出すのみで、細かな運用実態は各市町によりまちまちです、火を入れる前に先ずはお住まいの市町へ確認される事をお勧めいたします。
【山海環のバイオ竹炭】
農林業へ施用する事でのメリットとは
バイオ竹炭を農地や植林地に施用するメリットは、主に土壌改良と地球温暖化対策(炭素貯留)の二つの側面があります。バイオ竹炭はその多孔質な構造から様々な効果が期待されます。
1. 土壌改良効果
バイオ竹炭の多孔質構造が作物の生育に適した環境を作ります。
通気性・排水性の向上:
竹炭の無数の微細な穴(多孔質構造)が土壌に加わることで、空気の通り道が増え、通気性が向上します。これにより、根の呼吸が助けられ、健全な発育が促進されます。
過剰な水分を排出しやすくなり、排水性も改善されるため、根腐れなどのリスクを軽減します。
保水性・保肥力の向上:
多孔質な構造がスポンジのように水分を吸着・保持するため、保水性が高まり、乾燥地や砂質土壌でも作物の成長を助けます。
肥料成分を一時的に吸着し、徐々に放出する働き(保肥性)があるため、肥料の効率が向上し、栄養が長期間にわたって供給されます。
pHの調整(酸性土壌の改善):
一般的にバイオ炭はアルカリ性(pH8~10程度)に傾いているため、日本の農地に多い酸性土壌を中和し、植物が栄養素を吸収しやすい環境に整える効果が期待できます。
有用微生物の活性化:
竹炭の多孔質構造は、土壌微生物の住処となり、菌根菌など作物の生育を助ける有用微生物の活動を活発化させ、健全な土壌生態系を構築します。
ミネラル補給:
竹炭には、カルシウムやカリウムなどのミネラル成分が含まれており、土壌に自然と供給されます。
2. 地球温暖化対策・開放型炭化器SUMIKAで(炭素貯留)への貢献
バイオ竹炭の農地施用は、地球温暖化対策の一つとして注目されています。
炭素貯留効果:
竹などの植物は光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長します。
この竹を炭化することで、炭素が分解されにくい安定した形で炭(バイオ炭)として固定されます。
バイオ竹炭を農地や植林地に施用すると、炭素が土壌中に長期間(数十年から数百年)にわたり貯留され、大気中への放出を防ぐことにつながります。これは「農地土壌吸収源対策」として位置付けられています。
地域資源の有効活用:
放置竹林などの未利用バイオマスを原料として活用できるため、地域の環境課題解決や林業の活性化にも貢献する可能性があります。
『山海環』では、農林業や日常生活の中に有効活用できる「竹炭の製造」に手軽に取り組む事が可能になる「モバイル炭化器SUMIKA」と「MOKI無煙炭化器」の販売代理店となっております。
販売代理店としての取り組みの一環として、炭化器ご利用の皆さまに「製炭指導サービス」をご提供しております。
炭化器をお求めの際には、是非山海環でのご購入をご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。
コメント