「伊賀和志江の川鐡道」竹林整備講習会 三次市作木町
- 山海環
- 3月16日
- 読了時間: 3分
更新日:4月8日

伊賀和志江の川鐡道さんは、廃止となった三江線沿線地域の活性化や、地域振興に寄与することを目的に設立されたNPO法人です。
やっと春らしい気温の上昇が見られたと思ったのも束の間、本日はフィールドワークが中心の予定にも関わらず、現地に着くまではみぞれもちらつく寒さでした。お天気の都合もあり、当日参加出来なくなった方もおられましたが昨年度に開催した座学に続き参加された方も半数ほどおみえでした。

日頃の皆さまの行いが良いとしか思えません‼︎開催時刻が迫るにつれてシトシトと降り続けた雨がさっと上がりました。画像からも判るように倒竹が沢山ある藪化した竹林は、なかなかに絶望感たっぷりな荒れっぷりです。
更には今年の降雪量が多かったことも影響してか、あちこちの竹が大きくしなり何本も何本も山肌に張り付くように倒れかかっています。

竹を切り倒す時には周りに障害物が無い場所ばかりではありません。
時にはスリングベルトなど小道具を使い倒す方向を変えて伐竹します。
竹の節が何個あるか?とか、竹に雄雌の別がある説明とか、竹林内を自らも歩き易く整備に取り組みやすい竹林とするにはどのような点に注意をすれば良いかなど、実践時に役立つお話をお伝えする事が出来ました。
先ずは地際に転がる倒竹を竹藪内から取り出し、歩き回り易くなったら立ち枯れや折れた竹を竹林から出します。
目線の先に茶色い竹が無くなるだけでもとてもすっきりとします。
これからどんどん整備が進むと思うと楽しみですね。
スタッフを含めた総勢8名の皆さま、沢山の方に講習を受けていただきました。
午後からの雨の合間をぬっての講習でしたが、皆さま和気あいあいと楽しく取り組まれました、ご参加の皆さま、ご尽力頂いたスタッフの皆さま、事故怪我も無くありがとうございました。
竹挽き鋸は、普通の木材を切る鋸とは「刃数」が違います。
竹挽き鋸は多くの刃数を持ち切れ味が良い事で作業効率が上がります、山海環では切れ味の鋭い作業効率の上がる竹挽き鋸「シルキーガンファイター」を使用しております。
そして皆さま気になったのはチェーンソーで伐竹する時にはどんな刃が良いのかと言う点でした。
こちらも竹を切り倒す時に使う、歯数の多いチェーンソーの刃が あります。
本日の講習では先ずは初歩からと言う事で「手鋸で竹林整備」をいたしましたので、チェーンソーを使ってはおりませんが、竹専用の歯数の多い刃物を使う事で切り口も綺麗に作業効率も上がります。
竹林を整備する事が多い方なら、歯数の多い竹挽き用の道具を揃える事は能率も効率も上がるのでオススメです。
本日の講習は屋外にて竹林整備の実習のみ、座学はありません。
江の川鐡道さん公式サイトはこちらから
江の川鐡道さんFBページはこちらから
山海環では、「竹林整備講習」として安全に竹林整備に取り組むための講習会、「竹炭焼成」として、MOKI無煙炭化器を活用した「竹炭焼成講習」及び「竹炭焼成体験」など、竹の利活用へと繋がる様々な講習会を開催しております。思い立ったらお問い合わせを、お待ちいたしております。
MOKI無煙炭化器の販売代理店としても、その機能を十分に発揮していただける竹炭焼成指導を、山海環にてMOKI無煙炭化器をお求め頂いた皆様へ、無償にてサービスしております。竹炭や竹炭焼成に興味をお持ちで、MOKI無煙炭化器の購入をご検討の際には、是非「竹炭焼成指導」サービスのある山海環にてのお求めを、お待ちいたしております。
Comments